シアバターとワセリンの違いと特性
シアバターとワセリンの違いと特性
シアバターって名前だけではあまり聞いたことがない人もおおいのではないのでしょうか?
シアバターとは一体なんなのでしょうか?
ワセリンって何となく聞いたことがあるかもしれませんが、
ワセリンとはいったいなんのでしょうか?
シアバターとワセリンの違いって何があるんだろう?
今回は、シアバターとワセリンのそれぞれの違いと特性も色々と解説していきます。
シアバターとは?
私はシアバターと聞いた時は、パンに塗ったりするバターだと思っていました。
そもそもシアバターとは、植物からとられる脂肪のことです。
その植物というのがアカテツ科・シアーバターノキの種の胚から、得ることができるもの。
シアバターが作られている国は、ナイジェリア・マリ・ブルキナファソ・ガーナです。
シアバターは食べることもできるように作られていたり、薬に使われたりもします。
それ以外だと石鹸やクリームの中にも使われているんです。
シアバターが使われており、ロレアル・「ザ・ボディショップ」・ロクシタン・ビーバイイーなどが、効能に目をつけ製品化していて、それでシアバターが知られるようになりました。
シアバターの中にある成分としては、ステアリン酸・オレイン酸・トコフェロール・カロチノイド・トリテルペン。
多く入っているのはステアリン酸・オレイン酸です。
それ以外の成分は少しだけ含まれています。
シアバターの使い方というのは、そもそもシアーバターノキがある国や地域では、昔から食べたり・薬として・燃料として使われていました。
薬としてだとケガをした時についた傷・熱いものに触れたりしたときにできる火傷などを治す目的で、使われます。
それ以外だと筋肉痛・リュウマチ・白髪・脱毛などを防ぐために、使われいました。
ガーナでは上に書いたもの以外に使われていることがあり、UVカットだったり保湿のためにも使われていたんです。
そしてまだ生まれたばかりの赤ちゃんの、体全身に塗っています。
ムスリムでは国の習慣として、生まれて3か月の男の赤ちゃんに使うんです。
血が出ている時に止血と消毒をするのに、シアバターを使います。
今現在は、化粧品を出しているメーカーがシアバターを使って、ボディーローション
・ボディークリーム・リップクリーム・ハンドクリーム・シャンプー・石鹸・・・といろいろな物に使われ、実際にお店などでも売られているんです。
シアバターについてもっと詳しく知りたい方はシアバターについてをご覧ください。
ワセリンとは?
ワセリンって何となく聞いたことがあるような気もするんですが、実際何なのかわかりません。
そもそも植物でできたものではなく、石油がもとになっているんです。
石油から炭化水素類などの混合物から、色を抜いて作られたものがワセリン。
普段私達がワセリンと呼んでいるものは、白色ワセリンが主なようです。
使い道としてはワセリンを皮膚に塗ると、パラフィンという膜を張ってくれます。
角質にある水分を蒸発して乾燥させないためで、刺激を外から受けても皮膚を守ってくれる。
痛みを鎮める・炎症をなくしてくれる・かゆみを鎮めてくれる・・・薬として使っています。
お化粧をする人は使っているかもしれない化粧クリームとか、他の化粧品にも使われているんです。
お肌を潤すために保湿と、蒸発しないように保護用として使うことがあります。
ワセリンは鉱物の油から作られる純度の違いで、黄色ワセリン・白色ワセリンというものがある。
治療するために使われるものは、白色ワセリンがほとんどです。
シアバターとワセリンの違いは?
大きな違いでわかるのは、シアバターは植物からできるもので、ワセリンは石油からできるものです。
シアバターは私達人の脂に近い成分があり、酸化しにくく油焼けしない。
ワセリンは私達人の脂に遠い成分で、油焼けしてしまうんです。
シアバターの特性は?
シアバターの特性はというと、温めない・冷やさない・常温では固まっていてお肌に塗ると、体の温度で溶けて中にしみこんでいくんです。
ワセリンの特性は?
ワセリンは皮膚に塗ることで、パラフィンという膜を張り水分が蒸発して乾燥を防ぐという効果があります。
刺激を外から受けても皮膚を守ることができるんです。
このようにシアバターとワセリンの違いと特性がお分かりいただけましたでしょうか?
人の肌にアレルギー体質などもあり成分が肌に合うか合わないか判断する必要があります。
肌に合わない保湿クリームを使い続けますと炎症の元になり兼ねませんので早い判断が必要です。
オーガニックでシアバター天然100%の商品はなかなか店頭には売っていません。
ココロコスメのシアバターはオーガニックで天然100%のシアバターになります。
肌ケア保湿クリームとして是非お試し下さい。

ココロコスメのシアバターを購入したい方はコチラ