ハンドクリームは手を守る保湿クリーム

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ハンドクリームで手先までしっかり保湿



ハンドクリームを塗る


冬になると手荒れに悩み、ハンドクリームでケアするにも、どれを選んだら良いか迷ったりしませんか?

冬のハンドケアは早めの対策が肝心、そして肌に優しい成分が含まれたハンドクリーム選びが大切です。

そこで、ハンドクリームの種類と効果的な使い方、オーガニックで注目の保湿成分シアバターの特徴とおすすめポイントを徹底解説します。


ハンドクリームは手を守る保湿クリーム



ドラッグストアやコスメショップに行くと、数多くのハンドクリームが並んでいますね。


そもそもハンドクリームとは、どのようなクリームなのかご存知でしょうか。

わたしたち女性は、顔の肌の若々しさと美しさを維持するために、毎日化粧水や美容液やクリームを使ってスキンケアをしています。

それと同じように、手肌を優しくいたわることも大切です。
ハンドクリームは、簡単に言えば手荒れを防ぎ、肌を守るために塗る保湿クリームのことです。

1年のうちでもっとも手肌が荒れやすい時期は冬ですが、その原因は空気の乾燥と水に冷たさによる肌への刺激です。

しかし、手荒れに悩む時期は冬だけではありません。夏になると紫外線の影響を受けて、肌の乾燥を招いてしまうのです。

1年のうちで室内の暖房と冷房をもっとも多く使うのは夏と冬です。

顔の肌と同じようにハンドクリームで優しく手肌をいたわってあげましょう。

ここでは、ハンドクリームの種類と期待される効果・使いやすいハンドクリーム・使うタイミング・効果的な使い方までご紹介します。


ハンドクリームの種類と効果



ハンドクリームの種類と効果


ハンドクリームの種類は実に豊富、おおまかに分けると化粧品・医薬部外品・医薬品と3つのジャンルに区分されます。

医薬品としてのハンドクリームは、コスメショップでは販売されていません。

病院やクリニックで医師の処方、またはドラックストアで販売されています。

医薬品なので配合成分の効果・効能が認められています。

医薬部外品として販売されるハンドクリームは、「薬用」の文字が記載されていて、医薬品よりも穏やかに働きかけます。

医薬品・医薬部外品、そのどちらにも属していないのが化粧品です。

コスメショップで販売されるハンドクリームのほとんどが化粧品と区分されます。

薬用として用いることはなく、くまでも美容を目的として使うのが一般的です。

手荒れの症状は人それぞれ個人差があります。

手の乾燥に悩む人もいれば、あかぎれやひび割れができる人、皮膚が硬くなってしまう人もいます。

それでは、ここから先はハンドクリームに含まれる成分と効果別に詳しく解説していきます。

乾燥からの保湿はヒアルロン酸やシアバターワセリン



手荒れで皮膚の乾燥に悩んでいる人は、ヒアルロン酸・シアバター・ワセリンがたっぷり含まれたハンドクリームを使うことをおすすめします。

手の乾燥を防ぐには保水力・保湿力を高めることが肝心です。


ヒアルロン酸に期待される効果は?


ヒアルロン酸


ヒアルロン酸と言えば、化粧水や乳液などのスキンケア製品の定番の美容成分です。

ヒアルロン酸という名前は頻繁に耳にするけど、どのような役割を果たしているのか、意外に知らない人も多いのではないでしょうか。

ヒアルロン酸は保湿成分の代表格であり、保水力を高めるために必要不可欠な存在です。

たった1gのヒアルロン酸が蓄える水は6リットル分にも相当すると言われています。

ヒアルロン酸の保水力をスポンジに例えると、わかりやすいですね。

乾燥したスポンジに水をかけると保水力が長く維持できる、これがヒアルロン酸のパワーです。

手荒れを防ぐには手肌に油分を補給することももちろん必要ですが、実はそれ以上にヒアルロン酸の保水力が必要なのです。

ヒアルロン酸は水に溶けやすくてなじみやすいのが特徴です。保湿力が高く、油分の保湿とはまた違ったしっとり感があります。

スキンケア製品やハンドクリームには、ヒアルロン酸と天然の油成分がたっぷり含まれたものがおすすめです。

油特有のギトギトした感じがなくて、サラッとしたつけ心地で荒れた手肌を優しく守ってくれます。


シアバターに期待される効果は?


シアバターの種子


ハンドクリームには、シアバターがたっぷり含まれたものもあります。

シアバターとは、アフリカ中央部を原産地とするシアの木と呼ばれる植物から抽出された天然オイル成分です。

本来はオイル成分なので食べ物のバターとはまったく無関係ですが、常温だとバターのように固形物であることから、シアバターと呼ばれるようになりました。

シアバターは、オーガニックコスメの定番の美容成分としてすっかりおなじみですね。

シアバターの天然オイル成分は、オレイン酸・ステアリン酸です。この2つの脂肪酸はね人間の皮脂とよく似た成分ですから、肌になじみやすいのです。

ステアリン酸は酸化しにくい性質があり、手肌に保護膜を作り、乾燥を防ぐ効果が期待されます。

オレイン酸もステアリン酸と同様に抗酸化力が期待されるため、肌のアンチエイジングにも役立てられます。

シアバターにはこの2大成分に加えて、アラントイン・トリテンベンアルコールが含まれます。

アラントインは自然治癒力に大きく関わる成分とも言われており、サプリメントに配合されることもあります。

トリテンベンアルコールは、肌を柔軟にする働きと保湿力が期待されます。

シアバターには、この他にも皮膚や粘膜再生をサポートするカロチノイドも豊富です。

UVカット効果が期待される桂皮酸天然ビタミンEのトコフェノールなど、肌の酸化と乾燥を防ぐ美容成分が豊富です。

シアバターについてもっと詳しく知りたい方はシアバターとは?をご覧ください。


ワセリンに期待される効果とは?


ワセリンの原材料は石油で極めて純度が高く、皮膚の保湿・保護の役割を果たします。

ワセリンはドラッグストアに行けば簡単に入手できますが、まさか石油が原材料とは知らなかった人も多いのではないでしょうか。

ワセリン自体に合成界面活性剤が含まれることはなく、安全性が高いので安心です。

ワセリンの良い点は、皮膚の内面の水分を逃さずにバリア機能を発揮し、保湿ケアに役立てられることです。

手荒れによる皮膚の乾燥には、ワセリンは必須の存在と言って良いでしょう。

ワセリンについてもっと詳しく知りたい方はワセリンとシアバターの違いについてをご覧ください。


手のあかぎれやひび割れ爪の保護はビタミンCやビタミンE



冬の空気の乾燥や夏の紫外線、冷たい水に手がさらされると、手肌の乾燥がさらに悪化してあかぎれやひび割れ爪になることもあります。

手肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下するため、ちょっとした刺激にも弱くなり、あかぎれやひび割れを起こしてしまうのです。

ここまで手荒れの症状が悪化すると、ヒアルロン酸やワセリンなどの保湿成分を補うだけでは物足りません。

そこで必要となるのがビタミンCとビタミンEの2大成分です。

ビタミンCとビタミンEは、定番の美容成分のイメージが定着していますが、この2大成分の相乗パワーで手肌の血行をスムーズにします。

ビタミンCのパワーでメラニン色素の沈着を防ぎ、ビタミンEのパワーで皮膚の酸化防止にも役立てられます。

あかぎれになった手肌とひび割れ爪の防止対策にも、この2大成分が含まれたハンドクリームがおすすめです。


硬くなった頑固な皮膚には尿素やグリセリン



手荒れの症状が悪化すると、手の皮膚が硬くなってしまうこともあります。

皮膚を柔軟にするには、尿素やグリセリンの成分を補う必要があります。

ハンドクリームには尿素やグリセリンが配合されたものも多いのですが、それぞれの働きと期待される効果はどのような感じなのでしょうか。


尿素に期待される効果は?


本来、尿素は小便に含まれる有機化合物のことを指し、体内でタンパク質を分解させる働きによって発生し、尿として排泄されます。

園芸ショップに行くと、尿素配合の肥料が販売されているのをよく見かけることがあります。

植物や野菜の栽培では尿素は欠かせない栄養素ですが、尿素と手荒れ対策にはどのような関係があるのでしょうか。

尿素配合のハンドクリームには、肌の潤いを保つ効果が期待されます。

その理由は、尿素が水素と結合する性質を持つことにあります。

もっとわかりやすく言えば、尿素には親水性があり、肌の乾燥を防いでくれるのです。

尿素の素晴らしい点はそれだけではありません。

尿素には皮膚の古い角質や余分な角質を除去する効果が期待されます。

手が荒れてしまうと、皮膚の乾燥からあかぎれなどの肌トラブルを引き起こすことがありますが、

この時点ですでに皮膚の新陳代謝が衰え、皮膚が硬くなってしまうのです。

尿素配合のハンドクリームを塗っておくと、古い角質を分解させて皮膚の硬さを柔軟にし、皮膚の潤いを保つことができます。

尿素は本来、わたしたち人間の皮膚の角質層に含まれる天然保湿成分ですが、その量はごく微量です。

尿素はあかぎれや爪のひび割れだけではなく、しもやけ・手湿疹・老人性乾皮症の改善にも良い効果が期待されます。


グリセリンに期待される効果は?


グリセリンは、ハンドクリームやスキンケア製品の定番の保湿成分のひとつです。

グリセリンとは無色透明で粘着性のある液体です。

ハンドクリームやスキンケア製品では、グリセリンは柔軟剤や保湿剤の役割を果たしています。

グリセリンともっとも愛称の良い成分には、保水力が高いことで知られるヒアルロン酸があります。

この2大成分の相乗パワーで、皮膚の表面に薄い皮膜が作られます。

これによって、冬の空気が冷たい日にも皮膚への刺激を最小限に抑えられるのです。

グリセリンも尿素も肌に優しくて安全性が高く、

しかも低コスパなので、これらの成分が含まれたハンドクリームなら毎日安心して使えます。

使いやすいハンドクリームとは?



ハンドクリームは日常的に使うものですから、使いやすいものを選びたいですね。

そこで、どんなハンドクリームなら使いやすいのか、いくつかのポイントをまとめてみました。

●持ち運びに便利なハンドクリームを選ぶ



ハンドクリームは家にいる時だけではなく、外出中にも頻繁に使うこともあります。

外の空気の乾燥や紫外線の影響で、顔の肌だけではなく手肌にもダメージを受けやすいものです。

持ち運びに便利なハンドクリームを選んでおくと安心です。

ハンドクリームを容器のタイプで分類するとチューブタイプ・ジャータイプ・ビン入りタイプなどがあります。

この中でもっとも携帯用として使いやすいのはコンパクトなチューブタイプです。

●サラッとしたつけ心地のハンドクリーム



どんなハンドクリームが使いやすいのか自分で判断がつかない時は、コスメショップやドラッグストアに出かけてテスター(サンプル品)を使ってみると良いですね。

ハンドクリームを手の甲に軽く乗せて軽くすり込む時に、べたつきが気になるようでは困ります。

最初は少しべたつくことがあっても、すり込んでいくうちにサラッとしたつけ心地が感じられれば大丈夫です。

あまりにも手がギトギトするくらいのべたつき感があると、油分が衣服などに付着する場合もありますので注意しましょう。

●ハンドクリームの香りが気になる


ハンドクリームを香りで分類すると無臭タイプと微香性タイプ、おもにこの2つのタイプがあります。

ハンドクリームを手に塗ってみて、不快なニオイが残ってしまうようでは使いづらいですね。

ハンドクリームの容器のフタを開けた時はそれほどニオイが気にならなくても、 手に塗った後にニオイが残る可能性もあります。

ハンドクリームは見た目や成分を重視するだけではなく、不快なニオイが残らないものを選びましょう。

自分ではとくに気になることはなくても、周囲にはニオイに敏感な人もいるので周りの人への配慮も必要です。

美容のプロはハンドクリームを必需品としている



美容家や芸能人は手先のケアは完璧


毎日丁寧にスキンケアに力を入れることは当たり前ですが、ハンドケアについては意外と見落としがちなものです。

しかし、美容のプロフェッショナルとして活躍する人にとっては、ハンドクリームを毎日使うのは当たり前のことです。

美容のプロと一口に言っても、実にさまざまな職種の人がいます。

美容師やヘアメイクアーティストなど美容に関する専門的な施術を行う人もいれば、手タレと呼ばれる人もいます。

手タレとはパーツモデルとも言い、全身・顔・足等を出すことはなく、両手だけをテレビ画面に出すタレントのことを言います。

美容ら関連性が深い職業は数多くありますが、その中でも手タレと呼ばれる人たちは、

手の美しさが命ですから、毎日のハンドケアの気の遣いようは並大抵な努力ではありません。

美容家や芸能人は手先のケアは完璧



美容家や芸能人は、顔の肌を常に美しくキープすることはもちろん、ハンドケアにも十分にこだわり続けています。

美容家や芸能人は、常に周囲の人から注目される存在ですから、顔と手先も含めて全身の美しさを追求し続けています。

具体的にどのようなハンドケアを実践しているのか、気になるところです。

とくに手タレとして活躍している女性は、自宅で洗い片付けや料理をする時には、厚めの手袋を使うのが当たり前です。

外出する時は紫外線や空気の乾燥の影響を受けるため、長の手袋でカバーすることもあります。

美容家や芸能人はここまで完璧にする人は少ないですが、自宅でのハンドケアはやはり入念に行います。

一般の女性は手が荒れてからハンドクリームでハンドケアを行うのですが、美容家や芸能人は手が荒れないように日々努力しています。

手の美しさを保つために毎日の食事にも気をつけていて、毎日のハンドケアで手肌のアンチエイジングを目指しています。

紫外線の影響を受けるとメラニン色素が沈着して、手の色もくすんでしまいます。

そのため、抗酸化成分のビタミンCやビタミンE配合のハンドクリームを塗る人もいます。

手先のケアについて詳しく知りたい方はネイルケアオイルで爪を保湿をご覧ください。

手先のケアが大事な理由について



手先のケアが大事な理由は、おもに3つあります。

顔よりも手先の方が人に見られている


ふだんからスキンケアは丁寧にしていてキレイな肌をしているのに、手元に視線を向けると年が若いわりにシワシワ・カサカサしていることにギャップを感じることはありませんか?

自分ではとくに意識していないつもりでも、 手元は意外と周りの人から見られるものです。

周りの人から見られるのは顔や足だけではなく、常に手元の部分を見られていることを意識する必要があります。

そのためには、ハンドクリームで保湿成分や美容成分を補い、手肌のアンチエイジングケアを行うことです。

手が水やお湯に触れると皮脂がはがれ落ちてしまう


手荒れあかぎれを改善

全身のあらゆる部位の中でもっとも頻繁に使うのが手です。

朝起きたら洗顔して、キッチンで食事の用意から洗い片付けをするのも、手を使わなければ何もできません。

水に手が触れると、皮膚が刺激されて冷たさを感じます。

手がお湯に触れると、皮脂がはがれ落ちてしまい、乾燥肌を引き起こし、皮膚のバリア機能が低下します。

顔だけじゃない! 手の紫外線対策も必要


初夏から真夏の時期にかけて紫外線が強くなり、UVカット機能の帽子をかぶり、日傘をさして歩く人の姿をよく見かけます。

しかし、顔に日焼け止めクリームを塗ることはあっても、手肌に塗る人は意外と少ないようです。

紫外線の強い日差しは、顔だけではなく手肌の乾燥を招き、メラニン色素の沈着を引き起こすこともあります。

手肌が乾燥するとシワシワになってしまい、実年齢よりも老けて見られることもあります。

白く若々しい手肌をキープするには、保湿成分やビタミンC・ビタミンEなどの成分が含まれたハンドクリームでケアする必要があります。

ハンドクリームで手肌の紫外線対策、これを毎日の美容習慣にしておきたいですね。

ハンドクリームっていつ使うの?



手荒れを防ぎ、手を美しく守るにはハンドクリームが必要ですが、いつどんなタイミングで使ったら良いのか悩んではいませんか?

ハンドクリームは塗り薬ではないので、使う時間や使う回数はとくに決まっていません。

なんとなく手がカサカサしてきたらハンドクリームを塗る、そんな感じではないでしょうか。

ハンドクリームを塗るのに朝・昼・夜の時間帯はとくに関係ありませんが、使う前の準備が必要です。

ハンドクリームを塗る前に手を洗い清潔にしておくことです。

手を洗う時にはスポンジやナイロンタワシなどでごしごしこすってはいけません。

皮膚を強く摩擦すると皮脂がはがれ落ちてしまい、手の乾燥や雑菌が繁殖する原因となります。

優しくソフトな手触りで手を洗い、手の皮膚に余計な刺激を与えないように注意しましょう。


肌の保湿も爪の保湿髪の保湿も同じ



いつまでも若々しさをキープしたいと思い、毎日のスキンケアを欠かさず行ってはいても、手肌と手の爪の保湿には意外と無関心な女性が多いようです。

結論から言えば、肌の保湿も爪の保湿も髪の保湿もすべて同じくらい大切なことです。

女性の真の美しさは顔の肌だけではなく、手指・手の甲・爪・手のひらの部分まで美しさを維持することが理想的です。手が美しい女性は肌と髪もとてもキレイなものです。

ハンドケアは手の指先まで丁寧に行うこと、そして爪の保湿も欠かさずに行うことです。

手肌の保湿は毎日欠かさずに続けていても、爪の保湿にまで気を配る人は少なく、爪の乾燥に気づく人も少ないものです。

顔の肌が乾燥しやすい冬・夏の時期は、手先と髪も乾燥によるダメージを受けやすいのです。

「爪の乾燥を防ぐには、ネイルケアをきちんとしていれば良いのでは?」

という意見もありますが、ネイルケアはあくまでも爪の表面上のお手入れに過ぎません。

頻繁にネイルリムーバーを使うことで、爪に強い刺激を与えることもあります。

ですから、手の爪を常に優しくいたわり、保護することが必要になります。

手肌と爪は別々にお手入れをするのではなく、常に同時にケアするのが基本です。

ハンドクリームはすぐ使えるよう携帯出来るサイズがおすすめ



一歩外に出れば、空気の乾燥や紫外線によるダメージを受けやすくなります。

手の美しさを守るためにも、外出時はハンドクリームはマストアイテムと言っても良いでしょう。

ハンドクリームには多彩なタイプがありますが、外出する時にはすぐに使えるように携帯できるコンパクトなタイプのものがおすすめです。

中にはコスパの良さを重視してお徳用サイズのハンドクリームを購入する人もいますが、大容量で物がかさばるので外出用には不向きです。

化粧ポーチに収まるくらいの大きさのハンドクリームを選んでおくと良いですね。

チューブタイプの容器のハンドクリームだと30g~50g入りのコンパクトなサイズがおすすめです。

ジャータイプのハンドクリームもありますが、フタを開けてから手指につけてから使うので、外出時はとくに衛生面で気になります。

その点、チューブタイプだとチューブを底から押し上げていけば、中身が出るので衛生的にも安心です。

ハンドクリームの使い方



ここでは、ハンドクリームの効果的な使い方についてご説明しましょう。

●ハンドクリームの正しい使用量は?



ハンドクリームはとくに医薬品ではないので、1回あたりの使用量の目安について、それほど深く気にする必要はありません。

中には「ハンドクリームを1度にたくさん使ってしまうとすぐになくなるから」と思い、少量ずつ使う人もいます。

しかし、ハンドクリームの1回あたりの使用量が極端に少ないと、塗る時に皮膚を摩擦して刺激を与えてしまいます。

ハンドクリームを塗ることで肌を刺激すると、かえって逆効果になることもあります。

ハンドクリームを使う前に確認すべきことは、商品の説明書きを読んでおくことです。

1回あたりの使用量の目安は、商品ごとに違いがあります。

「500円玉くらいの大きさの量」と書かれたものもあれば、「親指の第一関節の部分が隠れるほどの量」と書かれたものもあります。

また、手荒れの状態によっては、ふだんよりも少し多めに使う場合もあります。

●ハンドクリームを塗る前の準備は?



ハンドクリームを塗る前に手を清潔にしておくことは、言うまでもありません。

ハンドソープや石けんで手洗いをする時は、爪の部分までキレイにしておきましょう。

ハンドクリームの主成分は、油分と保湿成分です。

ハンドクリームの種類によっては、高い保水力を持つヒアルロン酸が配合されたものもありますが、この成分が含まれていない場合は、手に水分をあらかじめ補給しておくことをおすすめします。

化粧水またはボディローションを軽く手につけておくと良いでしょう。

●ハンドクリームを効果的に塗る簡単な方法は?



ふだんハンドクリームを使う時に適量を手に取り、すぐに手の甲や手のひらに塗る人もいますが、ちょっとした使い方の工夫でより効果的なハンドケアができます。

そこで、ハンドクリームを効果的に塗るコツをひとつご紹介しましょう。

手のひらに薄くのばしてから30秒から1分程度そのままにします。

ここで時間を置くことが重要ポイントになります。

手のひらでよく温めることで、ハンドクリームの成分が手肌によりなじみやすくなります。

ハンドクリームに含まれる成分によっては親水性・保水性が高く、肌になじみやすい成分もありますが、人肌程度に温めることで有効成分が皮膚の内面にまで、より浸透しやすくなります。

片方の手のひらで温めたら、両手に軽く乗せてさらに温めます。

ハンドクリームを手のひらで薄く伸ばしたら、手の甲と指に塗り、軽く滑らせます。

手の甲から指まで軽くマッサージしながら塗ると、血行促進の効果も期待できます。

手の乾燥やあかぎれなど気になる部位には、少し多めにハンドクリームを塗っておくと良いでしょう。

●ハンドクリームを塗る時の注意点は?



冬の寒い時は手先が冷えてしまうことがあります。手が冷たい状態の時にハンドクリームを塗ると、有効成分が浸透しにくくなることもあります。

手が冷たい時は、軽くハンドマッサージを行うと血行が良くなり、手先の冷えがとれてきます。

ハンドクリームを塗った直後に手を洗うと、有効成分が逃げてしまいます。

何度も塗り直しをしなくても良いように、塗るタイミングをよく考えておくことです。

ハンドクリームは1日に何回塗るといった決まりはありませんが、医薬品に分類されたハンドクリームを使用する場合は、注意が必要です。

医師や薬剤師に正しい使い方について説明を受けておく必要があります。

シアバター配合のハンドクリームがおすすめな訳



ハンドクリームは種類が豊富でどれを選ぶべきか迷うこともあるけれど、中でも天然保湿成分のシアバター配合のハンドクリームが好調な売れ行きです。

そこで、シアバター配合のハンドクリームをおすすめする理由について解説します。

天然100%のシアバターが配合されたものが手先の保湿に有効



天然100%のシアバター配合のハンドクリームでハンドケアする人が増えてきました。

今やシアバターは、オーガニックコスメの代表格と言っても良いくらいです。

シアバターの人気が高まる理由、それは保湿性が高いことにあります。

シアバターに含まれるオレイン酸・ステアリン酸は、肌になじみやすくて良質な脂肪酸がたっぷり含まれているので、乾燥肌を防ぐ効果も期待できます。

ただし、シアバターが配合されたハンドクリームならどれを使っても手先の保湿に効果的というわけではありません。

中には、シアバターがほんの少ししか配合されていなくても、ハンドクリームの原材料の欄にはシアバターと表記されているものもあります。

シアバターの保湿力にこだわるのなら、天然100%のシアバター配合のハンドクリームを選ぶべきです。

シアバターの原産地である西アフリカの国々では、生まれたばかりの赤ちゃんの体にシアバターを塗って肌を守ります。そ

れほど重宝されているシアバターですから、手先の保湿にも役立てられるわけです。

天然100%のシアバター配合なら、余計な添加物や不純物が含まれることもありません。

ハンドクリームは毎日使うものですから、手肌に優しい天然100%のシアバター配合のものを自信をもっておすすめします。

入っている成分によってハンドクリームの使い方を分ける



手荒れを防ぐために毎日ハンドクリームでハンドケアをする習慣をつけるのは良いことですが、毎日なんとなく使っていたりしませんか?

まずはハンドクリームの成分・働き・期待される効果について確認しておきましょう。

ハンドクリームを使うことでどんな効果を求めるのか、何にこだわるのか、自分が求めるニーズによっても選び方や使い方が変わってきます。

手先の保湿ケアにこだわるなら


ハンドクリームを使う目的の大半は、手先の乾燥を防ぎ保湿ケアを行うことです。

手のかさつきが気になる人は、シアバター・ハチミツ・ヒアルロン酸などの天然オイル成分や保湿成分がたっぷり含まれたハンドクリームが最適です。

とくに手のかさつきや粉をふいたような感じが気になる部位には、少し厚めに塗っておくと良いでしょう。

日焼け止め・紫外線防止にこだわるなら


外出する機会が多い人は、UVカット機能つきのハンドクリームを使う必要があります。

ビタミンC・ビタミンEなどの抗酸化成分配合、UVカット機能のハンドクリームを手先・手の甲・手首までまんべんなく塗っておくと良いでしょう。

ハンドクリームの香りにこだわるなら


ハンドクリームには保湿力だけではなく、香りを求める人もいます。バラ・オレンジ・ラベンダー・ピーチなどの香りが配合されたハンドクリームも人気があります。

ただし、ハンドクリームの香りの成分によっては、天然の香料ではなく合成香料が配合されたものもありますので、注意が必要です。

香りにこだわってハンドクリームを使う場合は、少量使う程度にとどめましょう。あまりたくさん使うと香りがきつくなってしまいます。

多くの成分がはいってると化学成分も多く体に悪い可能性も




ハンドクリームは天然の保湿成分が多く含まれてはいますが、中には添加物が配合されたものもあります。

とくに注意しなければならないのは、化学成分が多く含まれたハンドクリームです。

ハンドクリームを購入する前に、必ず成分表示欄を見て確認しましょう。

「天然保湿成分配合」と表示されていても、成分表示欄を見ると不必要な添加物が多ければ、本当に大丈夫なのかと気がかりになるものです。

そこで、ハンドクリームの成分でとくに気になる4つの成分について解説します。

パラベン


パラベンは、ハンドクリームや化粧品に含まれる成分で、おもに防腐剤・殺菌剤の役割を果たしています。

パラベンにはメチルパラベン・エチルパラベンなどの種類がありますが、別名でパラオキシン安息香酸エステルと表記されることもあります。

日本国内では化粧品の基準が厳しく、100gあたりのパラベンの使用量は1gまでと上限が決められています。

国産のハンドクリームや化粧品に含まれるパラベンの使用量は、0.1~0.5gと微量なのでまず心配はいりません。

ただし、外国製でオーガニック認証を受けていないハンドクリームは日本とは基準が異なるため、注意が必要です。



合成界面活性剤


合成界面活性剤は、ハンドクリームや・洗剤・化粧品・ヘアケア製品などに含まれます。

合成界面活性剤は、もともと混ざり合うことがない水と油をなじませて混ざり合えるように人工的に作られたものです。

合成界面活性剤が体内に蓄積すると、体と肌のサビつきの原因物質である活性酸素を発生させます。

くすみやシワなどの肌トラブルを引き起こす原因となり、肌のバリア機能を低下させるリスクが高いのです。

ハンドクリームを選ぶ時は、合成界面活性剤不使用のものがおすすめです。

合成着色料


ハンドクリームには、合成着色料が使われたものもあります。

「合成」の文字が頭についていることから、化学的に合成されたことがわかります。

成分表示欄に青色1号・赤色1号などと表記された場合は、要注意です。

これらの合成着色料はタール系色素であり、食品添加物としても用いられています。

合成香料


価格が安い香料入りのハンドクリームには注意が必要です。

香料入りのハンドクリームには、合成香料が使われた可能性もあります。

香りを嗅ぐだけでは合成香料が使われたかどうか、素人では判断することができないので、購入前に必ず成分表示欄をよく見ておくことです。

合成香料が含まれた場合、成分表示欄には「合成香料」とは表記されません。

アセトフェノン・アニスアルデビド・アセト酢酸エチルといった物質名で表記されるのが一般的です。

合成香料不使用または合成香料フリーと表示があれば、まず大丈夫です。

無添加でオーガニックなシアバター配合のハンドクリームは赤ちゃんでも安心



ハンドクリームは毎日使うものだから、手肌への優しさにこだわり、安全性の高いものを使い続けたいですよね。

とくに赤ちゃんがいる家庭では、お母さんの手がカサカサしているようでは困ります。

ハンドクリームを塗った手が赤ちゃんの肌に触れることもあるので、ハンドクリームの添加物が気になるのは当然のことです。

そこでおすすめなのが、無添加・オーガニックでシアバター配合のハンドクリームです。

オーガニックとは、オーガニック栽培・有機栽培とも言い、農薬や化学肥料を使わない農法です。

オーガニックの野菜やオーガニックハーブもありますが、実はハンドクリームにもオーガニックと表記されたものもあります。

ハンドクリームにオーガニックの文字が入っていれば安心感がありますが、オーガニックのハンドクリームを購入する際には、いくつか重要ポイントがあります。

オーガニックの認証については、国ごとにさまざまな基準が設けられています。

また、メーカーごとに厳しい品質基準を設けている場合もあります。

近年は化粧品やハンドクリームにも自然派志向を求める人が増えていますが、単に植物由来の成分が配合されているだけではオーガニックとは認められません。

動物由来成分や石油系の成分が含まれていないなど、厳しい品質基準をクリアしたものだけがオーガニックの認証を受けられるのです。

海外ではシアバター配合のクリームを赤ちゃんのスキンケアとして、すでに日常的に使われています。

生まれたての赤ちゃんは肌のバリア機能が弱く、外からの刺激にも敏感です。

ベビーオイルやベビーローションなど、赤ちゃん用のコスメもありますが、添加物が含まれたものもあります。

その点、無添加・オーガニック・シアバター配合のハンドクリームなら、天然保湿成分が豊富で、肌になじみやすいので赤ちゃんが使っても大丈夫です。

お母さんが赤ちゃんに触れる時は、手を清潔にしておくことはもちろん、ハンドクリームは無添加でオーガニック、天然保湿成分のシアバター配合がおすすめです。



オーガニックでフェアトレードのココロコスメのシアバター保湿クリーム



シアバター


オーガニックコスメでシアバター配合のハンドクリームを探しているなら、ココロコスメの保湿クリームはいかがでしょうか。

ココロコスメのシアバター保湿クリームは、フェアトレード認証済みです。

ハンドクリームとして使うことはもちろん、頭のてっぺんから足のつま先まで全身用として使える万能タイプです。

ココロコスメのシアバター保湿クリームは、アフリカのガーナ共和国に自生するシアの木の種子が原材料で、100%天然シアバターのみ配合されています。

乾燥肌・敏感肌・アトピー肌の人でも、毎日安心して使えます。

シアバター保湿クリームを髪の毛に塗ると、枝毛や切れ毛防止にも効果的です。シャンプーした後のヘアパックとしても使えます。

シアバターには抗炎症作用・消炎作用が期待されるため、手のかさつき・しもやけ・あかぎれ・爪のひび割れを解消したい人におすすめです。

ハンドケアだけではなく、ひざ・ひじ・かかとの乾燥肌対策にも役立てられます。

赤ちゃんから大人、高齢者まで毎日安心して使える天然保湿成分配合のオーガニックコスメ、それがココロコスメのシアバター保湿クリームです。


ココロコスオーガニック認証シアバターについて詳しく知りたい方はココロコスメの天然100%シアバターをご覧ください。




エコサートのオーガニック認証シアバターは安心安全



エコサート


エコサートとは,エコサートのオーガニック認証を受けた化粧品は安全性が高いと言われていますが、そもそもエコサートとは何を指すのかご存知でしょうか。

エコサートとはフランスの国際有機認証機関であり、アルファベットで「ECOCERT」と表記します。

エコサートは1991年、今から30年近く前に農学者の民間団体によって設立されました。

エコサート以外にもオーガニック認証の認定機関は多数ありますが、その中でもエコサートは世界で最大規模を誇ります。

エコサートは、おもに化粧品を対象とした認証制度ですが、その認証基準には2種類のラベルがあります。

コスメエコ・コスメピオと呼ばれるラベルがありますが、品質基準を比較するとコスメピオの方がより厳しくなっています。

エコサートのオーガニックの品質基準とは?



エコサートのオーガニックの品質基準は、世界最高水準とも言われています。

日本国内では、エコサート・ジャパンによって全部で14種類もの認証サービスが提供されています。

エコサートでは、最終製品の原料について厳しい品質基準が設けられています。

この厳しい品質基準をクリアしたものでなければ、エコサート認証のオーガニックコスメとは認めることはできません。

エコサートの品質基準は下記の通りです。

・95%が天然の原料であること
・植物原料の95%以上がオーガニックであること
・合成香料など化学香料の使用は一切認められない

エコサートの厳しい品質基準をクリアした製品には、「ECOCERT ORGANIC COSMETIC」の文字が入った赤いラベルを表示することができます。


オーガニック認証エコサートについて詳しく知りたい方はオーガニック認証団体エコサートとは?をご覧ください。


国際フェアトレード認証で社会の貢献



ココロコスメのシアバター保湿クリームは、オーガニック認証とともに国際フェアトレード認証を受けた製品です。

この2つの認証を受けたことで、天然保湿成分シアバター100%配合のオーガニックコスメであることが世界的に認められたことになります。

さらにもうひとつ注目すべき点は、国際フェアトレード認証で社会に貢献できることです。

本来、フェアトレードは、日頃から社会貢献を目指す団体や企業、個人がもっとも簡単に始められる活動です。

ふだんから身近によく使う物をフェアトレード認証を受けた物に替えるだけでも、十分に社会貢献ができるのです。

もっとわかりやすく言えば、毎日使うハンドクリームをフェアトレード認証を受けたハンドクリームに替えるだけで、社会に大きく貢献できます。

フェアトレードは世界共通の認証制度であり、認証基準は世界中どこでも同じです。

フェアトレードマークを取得した製品を使うことで、自然環境に配慮していることを証明できるのです。

「フェアトレード認証のハンドクリームを使うだけでは、それほど社会への貢献度は高くないのでは?」と想うかもしれませんが、小さな一歩が大きな力となります。

ハンドクリームまとめ



ハンドクリームは手の乾燥・あかぎれ・爪の日々割れを防ぐためのマストアイテムであり、冬の寒い日に使うハンドケアの定番ですね。

しかし、手荒れに悩むのは冬の寒い時期だけではありません。

夏の紫外線や空気の乾燥など、気温や空気環境の変化などが原因で、手が荒れることもしばしばです。

コスメショップやドラッグストアに行けば、ハンドクリームの種類も実に豊富です。

医薬部外品として販売されたものもありますが、手の美白ケア・保湿ケアなど、ニーズに合わせて選ぶことができます。

ハンドクリームに求める効果や価値観は人それぞれですが、「最近、手が荒れてきたな。」と気づいたら早めにケアしましょう。

わたしたちは毎日、仕事・家事・育児をする時にも手を使っています。

手を洗ったり、タオルで手を拭いたりしているうちに、手肌が乾燥しやすくなることもあります。

天然保湿成分のシアバター配合のハンドクリームには、良質なオイル成分が豊富で肌ダメージから優しく保護します。

フェアトレード認証のオーガニックのハンドクリームを使うことで、社会に貢献できることをぜひ知っておきたいですね。

この記事では、ハンドクリームの効果・使い方・シアバター配合のハンドクリームをおすすめする理由などについて解説しました。

「どんなハンドクリームを選んだら良いかわからない。」「安全性の高いハンドクリームを探しているんだけど。」「シアバターってどんな成分?」など、

さまざまな疑問点が少しでも解消され、役に立てれば幸いです。